[2019.04.30 追記]
こんにちは、ひよこ(@yutotte_nambo)です。
先日2月13日よりサービスが始まったメルペイについてご紹介します。
メルペイは独自のQRコード決済と非接触型のiD決済に対応しています。
後者のiD決済は利用可能な店舗が多く便利なので、そちらを中心とした紹介記事です。
メルペイとは
概要
メルペイは株式会社メルペイが提供するアプリメルカリを利用した決済サービスです。
メルカリでの売上でポイントを購入し、そのポイントでメルカリ内の買い物や、メルペイ加盟店での決済に使うことが出来ます。
サービス開始時にはiOSのみの対応でしたが、現在ではAndroidでも対応済みです。
株式会社メルペイは、金融事業を行う目的で、株式会社メルカリの100%子会社として2017年秋に設立されました。
メルペイは「信用を創造して、なめらかな社会を創る」をミッションに掲げています。
基盤となるメルカリを軸に、様々な金融サービスの提供を目指しています。
メルカリ及びメルペイの掲げる「なめらかな社会」について知りたい方は、以前紹介したメルカリの軌跡を書いた記事を参考にしていただけると嬉しいです。
![日本発のユニコーン企業メルカリの5年間の軌跡を辿ってみる](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2018/11/mercari_eye-320x180.png)
3つのポイント
メルペイの強みである、3つの”使える”を挙げます。
- メルカリの売上金が使える
- 全国80万ヶ所以上で使える
- アプリ「メルカリ」内から使える
それぞれについてサクッと解説します。
メルカリの売上金が使える
メルカリでの売上金をメルペイで使える点が最大の強みです。
メルカリでの売上金を銀行口座に出金する場合の手数料は
1万円未満 ▸▸ 手数料210円(お急ぎ振込410円)1万円以上 ▸▸ 手数料無料
となっています。(3月18日現在)
[2019.04.30 追記]
- 1万円未満 ▸▸ 手数料200円 (お急ぎ振込400円)
- 1万円以上 ▸▸ 手数料無料
メルカリ利用頻度の少ないライトユーザーに取って、売上金が1万円に満たない状態からの出金は割高です。
低くて2%程度、売上金が1,000円であれば20%近くの手数料が持って行かれる計算になります。
売上金でポイントを購入し、メルペイを利用することで割高な手数料を持っていかれません。
また売上金がなくても、銀行口座から簡単にチャージが可能です。
しかしながら、チャージに対応している銀行は三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、
りそな銀行など対応しているものの、住信SBIネット銀行や楽天銀行などの多くのネット銀行には未対応であることから、入金については利便性が高いとは言えないでしょう。
全国80万ヶ所以上で使える
iDとの連携により、全国80万か所以上で決済に使えます。
コンビニではセブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどで利用可能です。
他にもカフェや居酒屋を含む多くの飲食店や、ドラッグストアでも使えます。
メルカリのライトユーザーが余らせがちな売上金を使い切るには、コンビニで使えるだけでも利便性としては充分でしょう。
iDが使える店舗について、詳しく知りたい方は以下の公式リンクを参考にして下さい。
https://id-credit.com/search/index.html
アプリ「メルカリ」内から使える
メルペイの設定やコード決済、履歴などがメルカリアプリ内のタブ「メルペイ」から確認可能です。
別途アプリを用意することがなく、ひとつのアプリでワンストップで行えます。
![メルペイのタブ](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_tab-591x1024.png)
初期設定と使い方
続いてメルペイの初期設定を行います。
iD決済が可能な状態にすることがゴールです。
メルペイのバーチャルカードを発行し、それをApple Payに登録する手順を紹介します。
まずはメルペイのタブから、下の画像のように進めます。
途中でSMS認証があります。
![メルペイ初期設定](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_initial_setting-1024x442.jpg)
すると電子マネーカードが発行されます。
続いて、Apple PayとしてiPhoneに追加する手順に移ります。
![メルペイのカード発行](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_card-1024x589.jpg)
最後に利用規約に同意することで、Apple Payに登録されます。
![メルペイのApple Pay設定](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_applepay-1024x602.jpg)
これで初期設定は完了です。
あとは通常通りiD決済が可能です。
Apple Payに追加されていることが分かります。
![追加されたメルペイカード](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_added-654x1024.jpeg)
iD決済でメルペイを使ってみた
実際にメルペイでiD決済を利用しました。
下の画像のように800円分の残高があります。
ちなみにこの800ポイントは、メルカリからプレゼントされたものです。
![メルペイ800P](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_800p-596x1024.png)
ファミリーマートで760円分の商品を買い、「iDで」と伝え決済しました。
有効期限の短いメルカリからもらったポイントでも利用可能です。
今までメルカリを使っていない方も、まずはメルペイから利用してみることも出来ますね。
決済後にメール通知およびアプリ通知が届きます。
ちなみにレシートにはiD決済と書かれます。
![メルペイのメール通知](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_notification_mail-594x1024.png)
![メルペイのアプリ通知](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_notify.png)
またメルカリのアプリ内からも決済の詳細が確認可能です。
![メルペイの決済詳細](https://yutotte-nambo.com/wp-content/uploads/2019/03/merpay_histapp-594x1024.jpeg)
おわりに
国内で次々と乱立するスマホ決済ですが、メルペイの強みはメルカリとの連携というユニークさです。
つまりメルカリのユーザーをそのままメルペイに引っ張り込めるので、潜在的な利用者が見込めます。
しかしながら、銀行チャージを介した利用には旨みが少なく、すべてのスマホ決済においてメルペイの一強という構図にはならないでしょう。
加えて、売上の大きいヘビーユーザーに取っては現金として出金した方が利便性が高いことは間違いないです。
とはいえ、メルカリのライトユーザーには非常に使い勝手は良いでしょう。
今後は多角的なサービス展開を考えているようなので、追ってメルペイに関する記事を書きます。
以上、ひよこ(@yutotte_nambo)でした。
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