こんにちは、ひよこ（@yutotte_nambo）です。
12月4日のビックカメラでのPayPay解禁および100億円あげちゃうキャンペーンで盛り上がってるPayPay特集第4段として、条件付きながらも42.2%を叩き出すという話です。
※44.2%と予告していましたが、42.2%が正しいです。
単純に今までの記事をもとに、最高還元率を叩き出すと何パーセントに達するのかの計算になります。
正直かなり限定的ですし、一部の数字は期待値としての計算です。
PayPayとは
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社それぞれが50%ずつ出資した連結子会社であるPayPay株式会社のサービスです。
12月3日現在のメイン機能としてQRコード決済が挙げられます。
ユーザーがQRを読み取りするユーザースキャン方式と、QRコードを出力して店舗側が読み取るストアスキャン方式の両方に対応しています。
決済に関しては、
- PayPay残高
- Yahoo!マネー
- クレジットカード
の3パターンあることが強みと言えます。
また決済毎に0.5%のポイント付与があります。つまり決済額200円毎に1円分のポイントが付きます。
原則、決済の翌月10日に付与されます。
またPayPay残高をチャージする方法として
- Yahoo! JAPANカード
- 銀行口座（三菱UFJ銀行は除く、2018.12.3現在）で100円〜
が挙げられます。ほかには今回紹介するキャンペーン等で残高が増えることもあります。
カード経由のチャージですが、現状はYahoo! JAPANカード経由のみですが、今後は他のカードから出来る可能性もありそうです。
そのほかには送金機能も搭載されています。
厳密に言うと、電子マネーであるPayPayライトを融通し合うという形に落ち着いています。（2018.12.3現在）
しかしながら、アプリ画面にも口座出金のアイコンが表示されていることから、現金出金に対応する見込みがあります。
前払式支払手段発行業としての側面が現在は出ていて、準備が整い次第、資金移動業者としての顔を出すと考えています。
※既に資金移動業者としての登録は済んでいるでしょう。プライバシーポリシーから見て取れます。
https://www.paypay-corp.co.jp/docs/terms/privacy/
加盟店は続々展開中です。
ファミマや家電量販店で利用できることはPayPayユーザーとしては喜ばしいでしょう。
一部画像が古い場合があるので、上記リンクを確認すると、現在の加盟店を確実に把握することが出来ます。
100億円あげちゃうキャンペーンとは？
12月4日から来年2019年3月末まで実施されるキャンペーンです。
還元額が100億円に達し次第終了となります。
ただし、還元金額追加の可能性も示唆しています。
PayPay加盟店でPayPay決済をすることで決済高に対して20％相当のPayPayボーナスが付与されます。
上限は5万円/月です。
オンラインでのPayPay支払い、実店舗であってもAlipayアプリ支払いは対象外となります。
さらに全額バックのキャンペーンも同時開催されます。
こちらの上限は1回の決済毎での抽選です。上限は1決済あたり10万円です。
- PayPay支払いで40回に1回の確率つまり2.5%で全額返金されます。
- Yahoo!プレミアム会員なら5%の確率です。
- さらに「ソフトバンク スマートログイン設定」もしくは「Y!mobileサービスの初期設定済みのYahoo!JAPAN ID設定」で10%で全額バックです。
抽選確率は上乗せではなく、最も確率が高いものだけが適用されるのでMAX10%ということになります。
また当選した決済に対しては20%バックはありません。
万人にチャンスを与えていますが、通信キャリアをソフトバンクあるいはサブブランドのY!mobileユーザーという水平的な繋がりも引きずり込みます。
42.2%の計算式
結論から言うと、
28% ＋ 8% ＋ 3% ＋ 2% ＋ 1.2% ＝ 42.2% です。
そのからくりを見ていきます。
この中の8%はビックポイントの還元率です。
そして、2%＋1.2%はおなじみのKyash＋リクルートカードになります。
詳しくは記事「常時2%キャッシュバックするKyashを徹底解説」を参考にして下さい。
残りの28%と3%について書いていきます。
キャンペーン還元率の期待値は28%
100億円あげちゃうキャンペーンでは、期間中の支払いは常に20%バックそして場合によっては全額バックでしたね。
全額バックが最高確率のソフトバンクまたはY!mobileユーザーの確率から、還元率の期待値を求めます。
100% × 0.1 ＋ 20% × 0.9 ＝ 28% です。
単純に全額バックが10回に1回、20％バックで終わるのは残り10回中9回なので、期待値としては28%となりました。
ちなみに以前の記事でも紹介したとおりYahoo!プレミアムに加入した場合はこちらです。
100% × 0.05 ＋ 20% × 0.95 ＝ 24.6%
期待を計算して比較すると、SBまたはY!mobileユーザーとYahoo!プレミアムユーザーによるPayPayの還元率の差って3.4%なんですね。
それでも大きいですが…。
3%はビックカメラアプリのクーポン
2019年1月4日までに使えるクーポンです。
利用すると3%ポイントが上乗せされます。
さらに店舗利用だと、1日限りで何度でもこちらのクーポンが利用可能です。
※ネットショップだと同日利用は1回限りです。
ビックカメラアプリを持っていない場合にはインストールしましょう。
クーポンには下の画像の手順で辿り着きます。
対象外商品もあるので注意して下さい。
具体的には
- Apple製品
- 特価品や中古品
- ゲーム機本体
- 書籍
- 住宅関連
- 他店価格に対応した商品
- ポイントアップ商品 など
が挙げられます。
他クーポン券、キャンペーン、割引との併用不可です。
PayPayのキャンペーンは、ビックカメラが行っている還元キャンペーンではないので該当しません。
各ユーザーとクーポン有無の還元率まとめ
クーポン使用後/切れた場合、Yahoo!プレミアムの場合も気になると思うので、一覧表を作成しました。
（ユーザー依存の還元率） ＋ 8% ＋ （クーポン還元率） ＋ 2% ＋ 1.2%
ということだったので、下の表のようになります。
| ソフトバンクまたはY!mobile （＋28%） | Yahoo!プレミアム （＋24.6%） | |
| クーポン利用（＋3％） | 42.2% | 38.8% |
| クーポンなし | 39.2% | 35.8% |
いずれにしても40%弱の還元率は期待できるようですね。
おわりに
いかがでしたか。
しっかりと期待値として還元率を把握しておくことで、見た目の数字に踊らされず現実を捉えることが出来るのだと思います。
PayPay関連では
- PayPay100億円あげちゃうキャンペーンと転売について考察する話
- 加盟店視線でのPayPay普及の可能性
- 他のサービスとの有機的なつながり
- オトクなPayPay活用法
などの記事を書く予定です。
マイクロペイメントに関する領域やその他金融関係として
- Kyashの詳細な解説
- O:derやOrigami Payなどのスタートアップの現状
を書こうと考えています。
以上、ひよこ（@yutotte_nambo）でした。
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